
突然の悲しい出来事ですが、葬儀に際してご遺族がやらなくてはならないことが沢山あります。亡くなってからお通夜、葬儀、法要までの流れをご説明致します。
ご遺体を北枕(無理な場合は西枕)にご安置し、枕元に白木の机とお鈴・仏具を置いた枕飾りを用意します。当社で御準備させていただきます。
神棚の戸を閉め、白紙を張って、神棚封じをします。仏壇は基本的に開けたままにしておきます。詳しくはお寺様にお尋ね下さい。
枕飾りの準備が整いましたら、宗教者様(寺院)に連絡をし、枕経を依頼します(送迎の有無を確認)。寺院とお付き合いのない場合にはご相談下さい。
お寺様が来られたら、枕元でお経をあげていただきます。その際、地味な服装で結構ですが、数珠をご用意下さい。
死亡届、火葬場の手続きをします。役所、火葬場の手続きは当社が代行させていただきます。
故人様に対して、ご納棺前にご希望により、お湯灌をして頂く事も出来ます。その際、故人様ご愛用のお洋服、着物等にお着替え頂く事が出来ます。お湯灌の際にはお化粧もさせて頂きます。お顔にお化粧をなさることは、亡くなった方に対するご遺族のせめてもの心づくしと言えます。
ご納棺の際にはご遺体のまわりに、故人様が生前ご愛用されていた遺品、思い出の品などをお納め頂けます。火葬の際に燃えにくい物や爆発の恐れのあるものは避けてください。
宗教者様のお茶、お菓子を準備します。
近隣に駐車場があるようでしたら手配しておくと、ご弔問、ご会葬の方が助かります。
遠方からのご親族には、宿泊の手配が必要な場合があります。
宗教者様をお迎え致します。
式場内の着席順は祭檀に近い所から喪主様、後はご遺族、ご親族の順に着席します。
お時間になりましたらお寺様にご入場いただき、お勤めをして頂きます。読経中に焼香の案内がございましたら、喪主様より順に焼香をします。読経の後、法話がある場合がございます。
ご弔問の方々に喪主様からの挨拶をして頂きます。
お通夜終了後、ご弔問に対するお礼とお清めの意味を込めて通夜振舞いを行います。一段落したら、翌日のご葬儀の打合せを、主だったご親族の方といたしましょう